2006-01-01から1年間の記事一覧

枯れた花ほど鮮やかな鼓動

踏んだり蹴ったりでありつつ、けどそれもあながち満更でもない日常。寒い。 先日に東山彰良「愛が噛みつく悪い星」(ISBN:4334076335)をようやっと読了。読み始めだしたのは1ヶ月くらい前だったのだがなかなか読書をするまでの余裕がなくコンスタントに読…

海底にて、かつて去った記憶の肉片をなぞる一夜千夜

数日体調を崩した挙句に、眠り方を知らぬうちにどっかに捨ててしまって連夜白夜飛行。心外にも居心地は悪いほうだ。そのまま真っ黒な闇に沈みたくなる。底へそこへ。眠りはひとつの死亡。眠りはひとつの逃避。眠りはひとつの欲求。けれども私は少しでいいか…

170円で命を乗せる

忙しさもだいぶ峠越えたと思ったら、もう12月か。時折ふっと放浪欲が出て振り切れかけることがあって、現在もそういうような。さすがにもう少しここを更新するべきだと最近思います。 先日のこと、帰りのバスに乗っていたら軽くスリップを起こして歩道に行…

捨象

先日観たmelt bananaにはぶっ飛ばされた。皆既月食を見た時の衝撃はまさにああいう感覚なんだろうか。以前からの遠い憧れを間近で見るのは不思議なもんだと思ったが、脳を揺さぶられ血となり骨となる実感はまさに強く。本当楽しかった。

見殺しの11月

初雪が降る数日前は心なしかなぜか少し風がやらかく感じる、そんな自然の巧拙な飴と鞭を全くいじらしく思う。なんにせよもう冬。冬は好きだけども、寒さがまだ体に馴染まず全身引きつるようだ。冬ってこんなに寒かったけかと毎年のように。寒い。 10月から…

time goes by so slowly, she want to fast die, he too fast died.

どんな時も、隣の芝生は青いから、嫉妬もするし焦燥すら感じる。その挙句に勝手に自沈して落ち込む、というのはここ最近の嵌りやすい悪循環。要はただの不貞腐れ。全くあほくさいもんです。それでも単純なもんでそんなくだらん事を繰り返していればさすがに…

それは痛快に

あぁ、疲れた。制作作業ようやく峠を越えたかと思ったら、豪快に風邪ひいた。眩暈もするし体もだるくて自分の体じゃないような感覚だ。色々と考えてたこともあったし頭使わんといけん事もあるんだけども、今はとにかくだるくてだるくてなんにも考えたくない…

当たり前の事なんてひとつもない

あぁそもそも雨上がりで濡れた階段がああ滑りやすいなんてこと、頭の片隅にはあったとしても死角に放り投げられてておかしくはない。使わなかった知識を使えない知識に変えて、階段の5段目から落ちた、のは紛れもなく私だ、そこで左足首と右脇腹を強打した…

焦燥に埋まる

まあ別に気落ちしているわけでもないけど、かといって陽気でもない。漠然とした不安もある。こういう時に限って、些細な不平不満が蛍光ペンを引いた位に浮き彫りになって、それに対し私はバカみたいにいちいち憤慨して苛々する。くだらないもんだ。そういう…

魂ありきで血が上る

魂っていう存在を皆無にして、人体の構造とかぼんやり考えていると、どんなに日常性を帯びた出来事すらも、非日常性に染まって不思議なもんに思えてくる。いつだって私達は、血と肉と骨でできた船に魂を乗せて、淀んだ川や清流な川、さまざまの川の中をすれ…

襲撃跡地いまむかし

10日前。そう、idiotの北海道ツアーから10日が過ぎた。22日は電気猫で、札幌からSOSITEも来旭。翌23日はカウンターアクション。あの2日間での再会と新たな出会いに感謝します。さて、3月以来のidiot、本当やべぇ、、最高に楽しすぎだった。溶解か…

okay

じゃ、今夜電気猫で会いましょう。

泥水に果てて

その森の入り口には立入禁止の柵が張ってあった。バリケードを破ることもせずに、さてどうするべかなと、ただそこで佇んでいたら、途端に猛烈な切ないような寂しいような感情に駆られて徐々に辛くなって目が覚めた。こういう夢をついこの前転寝してしまった…

九月の啓蟄

ときどき自分だけ時間が経過していないような錯覚に陥る。けれども周りには明白にきっちりと時間は経過しているし、髪の毛だって伸びている。そもそも自分に時間が経過している感覚があったのかどうかもよくわからない。最近は秋の風。肌寒いがようやく心地…

風化への脱却

殺すな。

カフェインジャンキーの明けない夜明け

書きたい事ならたくさんある。ふぬけて時に酒に酔い時に睡魔に負け、徐々に後回しにしていたが、書きたいことは溜まっていく、それなりに。そのいくつかはどうでもよくなり、そのいくつかは忘れた。私にとって日常を記録することについて時々考えた時に直感…

im okay

恐らくいろいろと考え過ぎて少し気疲れしてたのだと思う。挙句に自爆してバカダナア、私は。毎年8月になるとどういうわけか大体調子が悪くて落ち込むことも多いもので。まあ、さすがに1年365日もあればその半分くらいは調子も悪かろうと思うけど、8月…

100/1秒で貫通する針と、頭痛と、

ひとつずつ考えていけばそこまでたいしたことはないであろうことだが、それをひとつに凝縮して抱えこむと目の前が見えなくなる。追い討ちをかければそこで誰か人に会わないとまず、病む。幾度と繰り返してきたそれは大体いつも一通り過ぎ去ってから気付くの…

喪失する八月

この数日はゆるやかに腐りながら塞ぎこんでいた。馬鹿なこともやった。迷惑もかけた。あらゆる反省をすると共に猛烈に悲しく虚しい思いに駆られながら本気で消えたい気持ちになっていた。憎かったら私が死ぬまで罵ればいい。罵れ。そして殺せ。殺してくれ。…

夢遊病

先週末の札幌の161倉庫での「Dream violence」では本当に良い1日を過ごした。まさにon fireな暑さの中、どこをとっても最高としか言い様のないCOLOR ME BLOOD REDにはじまり、数年前に旭川で観た以来に物凄く久々のthe experimental RBSN trainも千手観…

それぞれの多様な破壊的想像を

私は自分が真摯にやっている事に対して、見た人に軽く考えられたり誤解されてしまうと凄く落胆してしまう。もちろん、人それぞれ好みがあるし、それぞれの考え方があるべきだと思う。そう思ってくれて構わないし、これが悪いわけではないけど中途半端に興味…

嫌悪感と寝不足

自宅の通りでは今祭りがやっていて、毎年の事ながらその喧騒に苛々と。出かけるにも通行止めのせいで遠回りをせねばならん。うるさい。祭りは大嫌いだ。終わったあとの残骸で汚ない道路を想像して死にたくなるほどの嫌悪感が込み上げてくる。もう嫌だ。それ…

一瞬を紛らわす

しばらく間が空いてしまった。 15日土曜日は私たちのライブだった。始まるとそんなに記憶が無いのだが、私たちはごちゃーとした開放の仕方で攻めるしかないな。それこそが私たちだと思う。そう思っている中である方に言われた「ああいうバンドがいてもいい…

海綿の臨海線

長らく手をつけては休み、休んでは手をつけていなかったディストロのサイトのリニューアル作業をいい加減に本気でいそしむ。そして先ほどやっとのことで完成。携帯用は出来ていないがまだ構造を考えている。しかし、私にとってパソコンは難しい。何時間もパ…

祈りの踊り

咳もようやく治まってきた。 夕方頃、大道芸人ギリヤーク尼ヶ崎さんの青空舞踏公演を西武前で見る。夢→白鳥の湖→じょんがら一代→ よされ節→うかれおわら→念仏じょんがらといった6つの演目。最後の念仏じょんがらは本当鬼気迫るものがあった。凄かった。街の…

i’m fine,thank you.

引き続き咳。よって再び病院。リンパがゴリゴリ腫れてるとのこと。咳止め貰ってだいぶ楽に。脈拍数103bpm 鹿肉弁当をよばれる。鹿肉の炊き込みご飯、そして隣には蕗の酒粕和え等。舌鼓。一週間ぶりのビール。 体調優れずとも課題提出日は待たず迫ってくる、…

熱慣れ

引き続き夏風邪。咳が治まらず。苦しい。先ほどお湯を沸かした時にうつろな聴覚に気付いた。病院へ行ったのは一昨日のこと。病院で診てもらうのは久々だった。医者にリンパが腫れていますねと言われ、今まで言われたことのない大人の響きを感じる。血圧を計…

ああ練習前に飲む葛根湯たるや

風邪を引いてしまって、朝から体調が悪い。今回はいつもは真っ先に痛くなる喉が珍しくそこまで痛くはない(いがらっぽさはある)のだが、だるさと腹と咳も出て結構キツい。ぼーっとした頭の中でいつも、風邪の諸症状を格付けしてどこに「来る」のが最も辛い…

アンチロハスの灯火

眠い。 ふと気が付くと明日はキャンドルナイトである。前に遊動社フリーペーパーで知った無買日のことにしても、アドバスターズで知ったTV TURN OFF WEEKにしても、誰でも参加できてさまざまな参加の仕方がありそれでいて参加するすべての人が主宰者であると…

unprayer

どうにも冴えない日常は続く。しかしそれでも呼吸をしている、あらゆる疑問を抱えながら。今は闇のような時期なんだろうと思って気を紛らわして。結構サッカーは見てる。 おかげ様で粉瘤も徐々に治まりつつある。寝返りも打てる。が、早くも今度は違う所に新…