海綿の臨海線

 長らく手をつけては休み、休んでは手をつけていなかったディストロのサイトのリニューアル作業をいい加減に本気でいそしむ。そして先ほどやっとのことで完成。携帯用は出来ていないがまだ構造を考えている。しかし、私にとってパソコンは難しい。何時間もパソコンに向かい理解不能の文字をわかったフリをしながら駆使して作業していると頭がおかしくなりそうになった。なんとか振り切ってある程度妥協のないものができ、そして死ぬほど疲労感と安心感に満ちる。ひとつ肩の荷がおりた。ここから再びのはじまりだけど。
 水曜の翌日もギリヤークさんの三番館の前での青空舞踏があったので見に行った。この日の方が凄かった。恐ろしいほど美しく生々しい、祈りの踊りだった。ご本人も良い踊りが出来たとおっしゃっていた。じょんがらは何故こんなにも日本人の魂に響いてくるのだろう。とにかく強い衝撃を受けた私は一週間後に迫った自分のライブに反映させ昇華していければと模索している。

 あまりに早く過ぎ去っていく時間と今の生活を照らしあわせて前のめりになりそうになりながら、やはり変えていかなくてはと強く感じている。死ぬまで感情を開放させていたい。このまま腐っていては、、。いつまでも海を空想する。