春待ちの残雪

disnano2009-03-29

 それにしても、一度決断したら怒涛のよう。完全なる勢い任せで計画を発て、その準備遂行の早さには自分の事ながら依然驚いてしまう。自分の底力を見る瞬間というのは若干恐ろしいものだ。私はまだまだこんなもんじゃないはずだと思いたいが。とりあえず、事前にやるべき事は一通りやって、だいぶ落ち着いてきた。けど、冷静になれば不安が今になってようやく追いついてきたりもする。もう逃げ場なんてあるわけがないのにね。だからこそ少し怖くもある。まるでなんにもない日曜日なんか特にそう。でも、大丈夫だと信じている。本当に楽しみ。
 さて。土曜日はモスキートへ。シアトルのパワフルパワーさんは過去に何度か旭川でのライブ予定を見た記憶はあったものの、実際にライブを観たのは今回が初。よって旭川出身の日本人というのを私が知ったのはつい最近。ライブ観ながらMTVアンプラグドにいるような感覚になった。編成的に言えばアコースティックの一言でシンプルに纏まるけれど、なんとなくセンスがやはり海外的、というか、弾き語りから連想するソレとはまた一線画す感じ。そして、同じくシアトルから来たキャプロリさんは前情報はなにも知らなかったけどソーキュートかつ、ドリーミー。迎え撃つ旭川TG先輩も小道具出すあたりチャーミングさでは負けず劣らずですが、まあでも小道具いらなかったね。一の感想を百の悲観で捉えるチャーミングな方がメンバーにいらっしゃいますが、これはあくまでツンデレ的な誉め言葉。何も小道具に頼らずともライブそのもので攻めていける実力がTGに充分あるじゃないか、という意味で。ライブ自体は確かにここ最近のTGで一番良かったですよ。最近ライブ観る機会が多いアナザーもまた一番良かった、演奏側が楽しげだから尚更観ててテンション上がる。アナザー観てるとリズムまでメロディがあるように思えてくるから本気で凄い。モスキでのライブは恐らく初めてなはずだけども、モスキも合うなあ、と感銘を受けた次第。今回全体的にゆっくりと時が流れていた気がするが、それがモスキ的な時間かと。それともそんな気がするのは、珍しく久しぶりにノンアルコールでライブを観てたからでしょうか。飲まなかった事には大した意味なぞございませんが、ノンアルコールで観るというのもたまにはいいもので。
 先日釧路の元気印TKSから誕生日プレゼントが郵送で届いた。全く知らされてなかったので、サプライズもいいところ。本気で驚いた。しかも私が好きな物から、私がパズルものを不得手とするのまで、抜かりなく彼女は判ってる上で、このセレクトなんだから全くツンデレ的。一本とられた。半べそでパズルしたのは初めてだ、1時間かかった。本当に、有難う。
 旭川も、まだ残雪があるものの大分春めいてきた。春を待つ日々。