雪月花、流れるままに

 私はどれほどたくさんの人に支えられて生きているの、
 私はどれほど周りの人に恵まれているの、
 そりゃあ、生きてると人間誰しも誰かに支えられているとは思う。けれど、そんな人達と出会えたことがなにより私の誇りで、改めて気付くその瞬間ごとに痛感する。いつも支えて貰ってばかりの人達に対して、私は何が出来るのかな。私もみんなに同じくらい支えてやれているの、何をしたら笑顔になってもらえるの。けれど、その笑顔こそが私の支えにもなっていくのだから、結局またも貰ってばかり。私はどれほど、、
 近頃特にそんな事を、考え繰り返す。根本的な思いは皆がかけがえない、という唯それだけ。それだけは絶対忘れてはならない事だし、忘れるわけがないでしょう。みんな思いがあるから、思いやれるんだね。だから、私は頑張れる。
 励まされてばかりだった先々週の土曜日に引き続き、こないだの土曜日もまた更に励まされてばかり。頂いたゴーサインひとつひとつに背中を押され、心に響いて、心強くなった。まったく以って私は。最高の兄貴に恵まれたものです、心底から。これまで知り合った数年間の中で何度も助けられてきたけど、一番の感謝を、最高の有難う、を。果たして感謝以上の有難うを、何て言い表せばいいのだろう。心臓に手を当て、出てくる答えは、やはり私は、頑張るしかない、ということ。出てくる思いは、心の内に秘めて詰め込んである。本当に、頑張らなきゃね。
 そんなこんなで、その日はカジノへ遊びに行っていた。そんなこんなで殆どバーに居座ってたけれど、アナザーのライブはいつもより伸びやかに演奏してる印象が観て伝わってきて良かったし、クラウディもサブレイトを経た1週間、彼らなりの苦悩が見受けられ前より力を抜いた印象。打ち上げも中盤に差し掛かった頃にはアナザーキムラペア誕生日サプライズもあり幸せな空気も流れとても賑やかな宴。おめでとうございました。そこにいた皆の終始楽しげな姿を見ていたら、なんだか私まで元気を貰った気分。
 どんなときも、考えてしゃあないんだろ?兄はその心境を言うまでもなくズバリと当てた、まさにそうで。ジェットコースターのようなもの。一度自覚してしまうと留まることを忘れてしまう。心中は穏やかではない、けれど、とてもあたたかい。時に涙すら溢れそうになる、けれど、悲しいからでは決してあらず、キモチが苦しいからで。こんなことは未だかつて無く対処に困り、時に捕らわれていくけれど。けれど、大切だ。誰の想像を絶するくらい大切だ。そんな心境の真っ只中で日常を過ごしている、雪と月と花が流れていくままに。まだまだ、これからも。