クールミントの夜

 
 手帳を新調した。某id:isawthelight氏夫妻に触発されて、ロフトへ買いに走った。晴れて私もデビュー。そう、ほぼにち手帳。使い始めの春だから桃色を選択。さらに触発に便乗されるがままにカバーを装飾してみた。当初はシール貼ろうと画策したものの、自分の探し方が悪いのか、モチーフにうるさいのは重々自覚しているが、市販で良いシールになかなか出会えず。結局、手元にあった紙類とインターネットの好きなモチーフ画像をプリントアウトして切り抜いたもの、以前買ったアンティ・パストの靴下のタグについていたレース、デコレーション用のストーン、バレンタインで貰ったチョコレートの包み紙、を両面テープで貼り付け、栞にはチョコレートのチャーム、ペンさし部分にはゲージミーンズナッシングの缶バッヂをつけた。で、完成したものがご覧のとおり。これからずっと使うものだから、レイアウトにあまり力を入れ過ぎず適度に抜け感を考えたつもりだが。若干ドリーミー過ぎた感じは否めない仕上がりに。まあでも、手作業で何かモノを作ったのは久しぶりで、感覚を思い出しつつ結構楽しめた気がする。
 噂はカネガネよく耳にしてたが、ほぼにち手帳の項目欄の豊富さと、内容の充実ぶりには、実際に手に取ってはじめてワクワクさせられた、活用方法に自分次第の可能性が試されてる感じが良い。そもそも、ほぼにち手帳のコンセプトであるアリスの「ナッシングスペシャルデイ」は実は昔から何気に好きな言葉でもある。数々の項目の中でもご贈答リストがあるのは非常に有難い、一昨年くらいから各地の友人から銘菓を頂く機会がよくあり貢がれ物が妙に多い身としては。それにしても、何で今まで使わなかったんだろうね?みたいな感じで、ひとしきり感動してるけれど、何にせよ肝心の中身を書き始めるのはこれから。1年後に書き足された手帳を読み返すのがとても楽しみだ。
 手帳を新調したついでに、ルームシューズも新調した。四季関係なく冷え性なもんで、ルームシューズなしで過ごすのは辛く、沖縄行ったときも、山形へ行ったときも、札幌に行くときも、どこに行っても絶対に手放さなかった。長年使い古したあまり、ボロボロになってきて穴が開きそうなのでここで世代交代。今まで有難う、二代目。そしてこれから頼む、三代目。新しいルームシューズを持って今度はどこまで行こう。
 ディスチャーミングマンのアルバムがとても素晴らしい。去年暮れに出たキウイロールのアンソロジーにしても、今年早々に出たバファリンズの新譜にしても。今季耳に届けられて心の琴音に触れていく曲の数々は、どれもが素晴らしい冬の届りですね。それだけでも、意義のある冬だと思ってる。
 今年は珍しく風邪を引いていない。それは大変何よりな事ではあるが、去年酷い夏風邪だけはキチント引いてるから馬鹿である事の思い知らされてるかのようでなんだか悔しい。が、しかし、ここ最近どうにも全身のダルさが抜けないでいる。入浴剤でも駆使して打破する打開策を。寒くなれば夜空が明るく見える、そんなの前から知ってるけど本当は知らない事だらけ。それを眺めながら、クールミントガムの青だと連想。