未知と懐古を併せ持つ、新世界

 現代企画新世界があと2日後。一刻と迫る日に、心身そわそわ浮付いてばかり。
 時として塞ぎ込んでも、案外すぐに忘れる、単純な私の場合。巡る365日、その中の100日以内程度なら、悲しみや寂しさに隔てられる瞬間が自分次第でランダムに出来あがってくるものかな、と思ってる、単純な私の場合。そんな瞬間に限って、残念ながら深呼吸の存在すら忘れている、単純な私の場合。だけど、明日になれば笑える、明日が駄目ならまた明後日。明後日でも駄目なら、そのうちすぐ誰かが、笑わしてくれるだろう、単純な私の場合。
 ふと大変クダラナイ考え事をして、なぜ判らないのかと、困って、焦って、悲しくなって。何もわかってないかのように見えるだろうけど、なんとまあ意外とお見通しでして。困って、焦って、悲しくなって、職場の人間の世間話の聞かなさに定評がついてきた当方でさえも、そうしたらいつの間にか不覚にも当たり一面不安に足をとられ溺れていて、そこであぁ今私は混乱しているんだな、と判って、自覚したらしたで、そこで混乱が解けて足が地について持ち直して、ぼんやりして、ぼんやりしすぎてまた悲しみと再び目が合い、本当最近どうしたものかと困っていたけれど、今度は嬉しい事が立て続いて救われて、嬉しくて嬉しくて嬉しくて舞い上がって、持ち直して。一人笑いが込み上げて溢れる頃には、いつの日が何故そんなに塞ぎ込んでたのかすら、忘れてしまった。そうやって、ここ1ヶ月くらい彷徨い続けた、今は平穏にいつものようにぼんやり。ちょっとばかり退屈しているけれど、日曜日には忘れてるでしょう。激動によく出来た単純な脳の構造に勲章を。 退屈しのぎに自分の名前で、カタカタと言葉遊び、および言葉悪ふざけしてたら、いきなりパソコンの電源が1度切れたけども。西の、山は、奈落となり、津波が、ブツ、、という按配。いやいや、よく出来たパソコンにも勲章を。だから、また電源が消えないように、そっと、そっと、また懲りずに悪ふざけ。ほら、楽しくなってきた。
 で。あぁ、いいえ、はい。
 朝、昼、夕、夜、深夜、雨、太陽、歩、走、今、現実、過去、未来、月、光、影、風、水、土、力、重、軽、、それらを直視できますか。けれど、夢ばかり見てられないね、日々なんて新世界、憎たらしいほど平穏に、未知と懐古に満ち溢れてるものだ、そう、そんなもんだ。
 新しい世の界、未知と懐古を併せ持っている、新世界。
 で?
 要は、気合を入れて臨む所存、ということ。
 日曜日はカジノで会いましょう、お待ちしてます、新世界で。