掌を暗闇に透かして

 やあ花粉症、また今年もか。まあ症状は今のところ軽いが。目がピリピリする。
 先週末5日は街中のBANK OF AMERICAっていうバーでTGがライブするということで遊びに行った。店の雰囲気もなんだか良くて、イベント自体もライブだけじゃなくフレアショウとかラップとかカバーバンドとかいろいろ入り交じってる感じで面白かった。TGは何気にこれまでベストアクトに入るくらい全壊のライブ。ウェラマーもようやっと見れて良かった。いいもん観た。
 で、今週末は仙台のANSWERが、札幌のcolor me blood redがhir.が、電気猫に来る。待ち遠しい!楽しみだなあ。
 以前から「ロスト・イン・トランスレーション [DVD]」がまた猛烈に見たくて、ようやく見れた。外国人から見た日本っていうのは前から興味のある事でもあるけども、それをひとつの視点として映像を通して観ることが出来るというのも良かったし、好きな映画のひとつ。見ていて思い出したのが、だいぶ前にテレビで所謂日本が好きな外国人が「日本の文化は世界に広がりつつあるけれど、外国に輸出されている日本の文化は結局は必然的に外国のフィルターを潜っていて、要は外国なりの解釈?が混ざってしまって純粋な日本の文化とは言えないものになっている」みたいなことを言っていて、この映画にも同類のフィルターは存在するように思った。翻訳は感情を殺して、焦燥を生むのか。フィルターは透明に見えてもとても分厚い。人はいるのに孤独なのはなぜでしょう?、という事と。