魔法のじゅうたんと空飛ぶ魚

 アスファルトは私達にとって路上に無限に広がる魔法のじゅうたん。夜明け前に眺める空を飛ぶ魚は不気味。これがなんとなく頭の中でよぎり反復する、たいそれた意味をも持たない5月の昼と夜のくだらなーく平和な風物詩。言葉遊び。もう5月。
 先月27日は電気猫でTGの企画House of Holocaustic Sounds vol.4、来旭した山形のSHIFT、大阪のヨルズインザスカイのライブは本当に最高にヤバく、自分のディストロの出店も、打ち上げも含めてとにかく楽しくって最高の1日だった。ありがたい。ありがとう。
 先日は姉に拉致られるように帯広まで行った。六花亭や美術村とかに寄って帰りにどこかの町で蕎麦を食べたのだが、いかんせん相変わらず寝付きが悪くその日はほとんど眠ってない状態で急遽かつ強制的に連れ出されたため、車内でウツラウツラ断続的に眠ることに励み続けとにかく眠くて眠くて凄くぼんやりとした記憶しかない。なにやってんだか。ただはっきりしているのは、帯広は旭川よりも暖かくて駅前の町並みは函館を連想させるくらい似ていたこと。六花亭でちゃんと菓子を買っていること。そんな睡眠小旅行。