私は狂っていないという狂気

 金曜日は電気猫に。東京から来た9HOURSたまらなくかっこよく燃え上がった。同じく東京のkokoronototsuzenshiにはかなりぐっときた。これはたまに思うことなのだが予習せずにライブを観ると衝撃(殺傷力)も倍になるのだなと。もちろん事前に曲を知ってライブを観るというのもそれもそれで良いのだが。それから前からずっと気になっていた札幌のnothing nothing nothingもとうとう観ることができたが凄く格好よかった。今度は札幌でも観てみたい。旭川のTGもブラボー、凄く良かった。終わってから中華料理屋で打ち上げ。心の突然死と9HOURSのみなさんの人柄に触れた。すごく素敵な方々でした。たくさん笑い、楽しすぎて、私はまたしてもひどく酔っ払ってしまった。
 明けて翌日やはりひどい二日酔いに翻弄されぼーっと、完全に駄目人間になっていた。それでも最近は割と自炊欲が沸いてきているのだが。
 夜にカサヴェテスの「こわれゆく女 [DVD]」を見た。これは凄かった。神経症の妻がどんどん崩壊していく過程は恐ろしいほど人間味があった。愛情と狂気は紙一重ですね。そして自分自身が正常である、と思えば思うほどに周りには異常なのかもしれない。